日本の理髪店

夏に来日した旦那さん、ギリシャやトルコの地中海気候に慣れているとはいえ、やはり日本の酷暑にはヘタばっていた。「あ～坊主でよかった。日本人もみんな坊主にしちゃえばいいのにね。暑い夏には坊主がいい!」う～ん、それは髪の毛がある人たちへの負け惜しみか？ そして日本の理容室のサービスが最高～!と感動していた。「ホットタオル最高だね、マッサージもしてくれたよ」そうでしょ～日本のいいところ、これからどんどん発見してくださいませ。「でもね、理容師のおじさんに、まだ若いのに坊主にしちゃうの?って言われたんだ。大きなお世話だよね!」とプリプリ。まぁまぁ～そういうお節介焼きも日本人のいいところってことでね。そんな散髪屋のおっちゃんとも仲良くなった旦那さん、1ヶ月に1回は通っていた。ある日のこと、「ねぇ、リアップX5ってなに？」と旦那さんが言った。なになに?どうした?やっぱり、髪の毛が恋しいのか?!

お節介な散髪屋のおっちゃんに+1!


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薄くなってきたね
旦那さんの髪の毛がだんだん薄くなっているなぁと思い始めたのは、お付き合いを始めて2年くらいした時のこと。本人も「ぼくのお母さんの家系は禿げる。おじさんもはげてるから、ぼくもきっとそうなる」と言っていた
日本の理髪店
夏に来日した旦那さん、ギリシャやトルコの地中海気候に慣れているとはいえ、やはり日本の酷暑にはヘタばっていた。「あ～坊主でよかった。日本人もみんな坊主にしちゃえばいいのにね。暑い夏には坊主がいい!」う～
やっぱり髪の毛が欲しい･･･
「何？やっぱり髪の毛伸ばしたい?もう一回あの髪の毛いっぱいの頃に戻りたくなった?」と聞いた私に、旦那さんは、「おっちゃんがね、リアップX5が効くって言ってたんだ。おっちゃんも使ってるんだって～」ふぅ～
お小遣いの使い方
「7400円もするよ。日本で唯一の発毛剤らしいけど。もちろん、生活費から出す予定はないから買うなら自分のお小遣いから買ってね」最後のひと言を聞いた旦那さん、「えぇ～?!どうして?僕がまた髪の毛あったら
アナンダになりたかった
「やっぱりリアップX5いらない。僕このままでいいや」とファイナルアンサーを伝えにきた旦那さんの顔はちょっと吹っ切れたようで晴れ晴れしていた。私は、「あ、そうなの。オッケー」とひと言。しかし数週間後、思